まだ15歳だということを忘れていました

ハンガリーで行われている世界卓球。日本勢のメダル獲得が期待されており、特に男子シングルスの張本智和選手は世界ランキング4位という位置で迎え注目が集まっていました。2年前に初めて出場した時はまだ13歳ながらにベスト8進出を果たし、そこからさらに成長した姿を見てきました。体も一回り大きくなりプレーも力強さを増していましたが、残念ながら4回戦で韓国選手に敗れてベスト16という結果に終わってしまいました。

相手はランキングが157位という張本選手にとっては格下の相手でした。ところが、これまでも勝ったことのない相手で序盤から顔が緊張しているように見え最後までミスも多くゲームカウント1-4で負けてしまいました。試合後、監督の横でしばらく座り込んで動けずインタビューでは号泣していました。子供のように泣いて必死にインタビューに答える姿を見て驚きましたが、彼があっという間に世界ランキング4位まで駆け上がってきたのでまだ15歳の少年だということをつい忘れていました。試合を見守るお母さまの祈るような姿がちらりとテレビ越しに映ったので余計に切なく、私にもよく似た年頃の息子がいるので自分の子供を見ているようで辛い時間でした。けれど、この敗北がきっと彼を強くすると思って今後の活躍を期待しています。